所沢理科数学向上セミナー(インターネット学習と対面指導に対応した塾) | お店のミカタ https://science-math-up.on.omisenomikata.jp/ 中学・高校の定期試験対策、中学高校大学受験対策、学習時に生じた疑問にメールでお答えします。 【日記】 テレビゲームは思考力を低下させる Thu, 21 May 2015 06:22:52 +0900 898130 https://science-math-up.on.omisenomikata.jp/diary/898130 ゴールデンウィークに広島県を訪れたときのことです。<br />新幹線の中は非常に込み合っておりました。福山で下車するときも、ドアの<br />入口付近は、指定席の車両であるにもかかわらず、自由席の客であふれか<br />えっていました。そのとき、小学5年生くらいの生徒が母親と乗車しているのを<br />見ました。驚くことに、彼は車両内でコンセントをつなぎ、ずっとゲームをして<br />いました。間もなく下車というのに、寸暇を惜しんでゲームをしていました。<br />また、母親が荷物を持っているのに、荷物を持つのを手伝おうとしませんでした。<br />「もう着くよ」と母親が注意をしても、まったく注意は聞かず、彼がゲームを止めた<br />のは、福山駅到着10秒前でした。<br /><br />彼はホームを降りると、歩きながらゲームを再開しました。「いい加減ゲームを<br />止めなさい」と母親が注意すると、今度はエスカレーターで降りる最中に腕時計型の<br />ゲームを再開しました。つまり、ホームを降りるほんの10秒以外ゲームをし続けて<br />いたのです。<br /><br />最近小学生のみならず、高校生、若い会社員のみならず、老人までゲームにはま<br />っている姿を頻繁に見かけます。福山で見かけた彼のように、周りが全く見えない<br />状況で&hellip;。<br /><br />テレビゲームをする時間は、本当に頭をほとんど使っていません。一見考えている<br />ように見えても、パターン化した中で作業をしているだけです。その場その場の<br />臨機応変な対応ではありません。これが習慣化しては、臨機応変な対応が必要で<br />ある学習においてうまく対応ができません。これは、数学・理科に限らず、他教科<br />でも同じことです。<br /><br />私が高校生だったころは、アナログゲームでトランプが流行りました。相手の顔を<br />見ながら、時には心理戦を使う。臨機応変な対応が勝敗を左右します。今トランプを<br />する姿はあまり見かけなくなりました。数人の仲間で、『テレビゲーム形式でなく』<br />アナログなトランプゲームをする姿が見られるような時代に戻ってくるのはいつ<br />なのでしょうか。 【日記】 板書を写せない人たち Wed, 28 Jan 2015 07:55:32 +0900 829388 https://science-math-up.on.omisenomikata.jp/diary/829388 久々の日記となります。<br /><br />「ノートをとるときは、黒板に書いたことだけでなく、先生が言っていることもきちんと<br />メモをとるんだよ」。中学に入学する時、母から言われた言葉です。しかし、今や<br />先生の言葉をメモすることはおろか、黒板に書いたことをノートに写すことすら厳しい<br />生徒が増えているそうなのです。<br /><br />とある塾の父母会で、社会科の先生が言われた話を書きます。「今の子供達は黒板の<br />字を写すのが本当に下手です。一画一画見ながら書くのです。それではノートに<br />書かれた字は文字列ではなく、ただの線分の集合に過ぎません。だから、彼らは<br />用語を覚えられないのです。」<br /><br />私も、なるほどと思いました。成績の良いクラスは普通に板書を写せるのですが、そう<br />でないクラスは「板書を写しているのが精一杯で、話を聞きとれない」というのです。<br />彼らの多くは、一画一画は大げさとはいえ、単語でなく一文字一文字のレベルで書いて<br />いました。<br /><br />言葉はせめて一単語単位で覚え、ノートに写し取らないと意味がありません。一画<br />一画写すのは書道の授業です。勘違いをなさらぬよう。 【日記】 コツをつかんだなと思う瞬間 Sat, 01 Nov 2014 07:24:24 +0900 778045 https://science-math-up.on.omisenomikata.jp/diary/778045 久々の更新になります。<br />先日まで、指導している学校で中間試験がありました。成績でクラス分けのある<br />学校であるため、1学期から2学期にかけ生徒のメンバーが変わりました。新しく<br />私のクラスに来た人もいれば、成績が上がり私のクラスから去った人もいます。<br /><br />定期試験直前になると、普段は質問に来ない生徒も質問に来ることがあります。<br />そんな中、成績が上がり私のクラスから去った3人の生徒から化学の質問を<br />受けました。(彼ら3人は、1学期の中間試験では学年の平均点の半分にも及ば<br />ない生徒でした。ところが、1学期の期末試験で大幅に上がり、それが評価され<br />上のクラスに移ることになりました。)<br /><br />彼らの質問を聞き、彼らは随分良い意味で変わったな、と感心しました。昔は<br />質問ばかりだった生徒が、1問質問した後<strong><span style="color: #339966;">、「じゃぁ、この問題はこう考えれば</span></strong><br /><strong><span style="color: #339966;">良いわけですね」と確認を取れるようになったのです。</span></strong>話を集中して聞き、別の<br />事柄を推察できる能力が短い間に身に着いたということです。<br /><br />一番はじめの段階は、どんな質問をすればよいかすらわからないものです。<br />しかし、次の段階になると質問ができるようになり、<strong><span style="color: #ff0000;">さらに次の段階では考え</span></strong><br /><strong><span style="color: #ff0000;">ながら質問をできるようになるわけです</span></strong>。「授業を聞いても何かさっぱりわか<br />らない」と言う生徒もいますが、授業態度を見ると、途中の肝心な話の所で<br />舟を漕いでいたり、板書がいい加減だったりします。そんないい加減な気持ちで<br />聞いていては、理解は難しいと思います。授業を漫然と聞くのではなく、次に<br />どんな話をするのだろうと推測しながら話を聞けるようになると、より良く授業<br />内容を理解できるようになるでしょう。 【日記】 笹井氏自殺で思うこと Mon, 11 Aug 2014 18:43:12 +0900 721192 https://science-math-up.on.omisenomikata.jp/diary/721192 1月末のSTAP細胞の発見から一転、笹井氏自殺という予想外の結果となった今回の事件。<br />小保方氏の割烹着姿、粗末な実験ノート、捏造された研究データなどがマスコミでしばしば<br />取り上げられるが、私は今回の事件で、小保方氏自身ではなく、彼女及び彼女の研究に<br />対する『評価』の仕方に問題があると考えている。<br /><br />笹井氏は非常に優秀な研究者であった。しかし、彼は部下の研究者として小保方氏を選んで<br />しまった。修士論文や博士論文で突っ込んだ質問をしていたら、実験ノートを見たら、彼女を<br />部下に選ぶことはなかっただろう。また、研究データの粗末さも見抜けていたはずだ。(彼女の<br />研究の粗末さは、大学の研究室での研究で、教授・助教授・助教どころか、学生から突っ込み<br />が入るほど初歩的なレベルである)。よって、今回の事件は、笹井氏を始めとした理化学研究所<br />メンバーの人に対する評価の仕方に問題があったと思う。理化学研究所は多くの研究者が<br />羨む就職先である。彼女が内定した分、他の優秀な研究者は就職できなかったわけであり、<br />かわいそうと言わざるを得ない。<br /><br />しかし、評価というものを我々は日常生活できちんとしているだろうか。評価は人だけでなく<br />物に対しても行うものである。例えば、食べ物を店で買うときに、昔はどれが一番おいしそうか<br />吟味してから購入したものである。外食であれば、どの店が一番おいしい食事を提供して<br />くれるか考え、もしおいしくないと感じたら、次からはそこに行かないようにしたものである。<br /><br />約3年半前に、某焼き肉店がユッケの肉として出してはいけない肉を提供し、問題となった。<br />無論焼き肉店の行為は不正行為だが、それを見抜けなかった消費者にも問題はある<br />ように思う。ユッケが280円で売られているということは、原価は280円より安いという<br />ことである。「生の牛肉をスーパーマーケットなどでその値段で買えるだろうか」と考えれば、<br />そのユッケの品質は怪しいものであると推測できなかったのだろうか、と私は思う。(ロースト<br />ビーフですら当時100g300円はかかっていた)。<br /><br />我々は日常生活で、自分の頭で評価をしているだろうか。他人の評価を鵜呑みにし信じたり、<br />評価すらせず成り行きで行動したりしていないだろうか。もしそうであれば、是非普段から<br />自分自身で評価する習慣をつけると良いと思う。買い物1つをとっても、自分で評価するか<br />流されるかで、良い商品を手にするか、悪い商品を手にするか、変わってしまうのだから。 【日記】 明日より開業します Mon, 28 Jul 2014 23:10:48 +0900 713381 https://science-math-up.on.omisenomikata.jp/diary/713381 <span style="color: #3366ff;"><strong>明日7月29日より、所沢市小手指町に理科数学を中心とした指導塾を開業します。</strong></span><br />(英語も指導します)<br />過去には個別に東京都内で行っていましたが、地元に根付いた塾を目指すべく<br />所沢市で開業することと致しました。<br /><br />この塾は、<span style="color: #ff0000;"><strong>メールと対面授業を組み合わせて指導します</strong>。</span><br />メールの指導の割合が多ければ、授業料は安くなります。<br />メールでの指導で充分理解できるという生徒様には、経済的である上、自宅での<br />自習時間を増やすことができる点で良いのではないかと思います。<br /><br />「遅い時間まで残して徹底的に面倒を見ます」「時間を多く費やせば面倒見がいい」<br />という考えは全く持っておりません。もし自習できる能力があるのであれば、こちらで<br />知識や解法を詰め込むより、自分の力で発見した方が良いのです。習得に長い時間<br />必要であれば、対面授業を多くすれば良いのです(値段は多少かさみますが)。<br /><br />学校の授業を中心に勉強するか、大学受験に向けて勉強するかも選べます。<br />是非メールと対面授業を組み合わせた塾の授業をご体験下さいませ。 【日記】 コンスタントに勉強すればコンスタントに成績は上がるのか? Fri, 18 Jul 2014 19:50:50 +0900 707475 https://science-math-up.on.omisenomikata.jp/diary/707475 「一定の時間をかけて長い期間勉強しているのに、コンスタントに成績が上がらない」<br />こんな悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。<br /><br />実は私の知っている塾の教師でも、「コンスタントに勉強をさせているのに、コンスタントに<br />成績が上がらないのはおかしい」「コンスタントに成績が上がらないのは、指導方針が<br />間違っているのではないか」と思う人がいます。<br /><br />私の経験上で言わせていただくと、「コンスタントに勉強をし、コンスタントに成績が上がる」<br />ことはめったにないと思います<span style="color: #ff0000;">。『コンスタントに勉強をしていると、ある時期に急に成績が</span><br /><span style="color: #ff0000;">上がる。その状態をキープしていく』</span>のが理想の形だと思います。理系の科目の場合、ある<br />瞬間にコツをつかんだとき、スムーズに解けるようになるのだと思います。<br /><br />私が成績が急激に上がったケースは、2つあります。1つは中2の幾何、もう1つは高1の化学<br />です。いずれも一生懸命勉強してもなかなか成績が上がらず、低い成績で低迷していました。<br />しかし、少し角度を変えて勉強したところ、いずれもテストの得点が40点上がりました。一度<br />コツをつかんだら、あとはそれをキープし、無事成績を落とさずに学校生活を終えました。<br /><br />実は今回私が指導していた生徒でも同じことが起きました。8人の生徒が化学で30点以上<br />成績を伸ばし、一番高い人はなんと65点上がりました(いずれも100点満点)。徐々に上がる<br />のではなく、一気に上がるものなのだな、と実感した瞬間でした。<br /><br />この飛躍的な上昇がいつ現れるかは、人により様々です。但し、勉強をしていない人には<br />その上昇はいつまでも訪れないことは確かです。思うように進まないと思っている人は、<br />まずは地道に勉強し、いつか上がるときが来ることを信じましょう。 【はじめての方へ】 回答のサンプル Sun, 15 Jun 2014 10:33:16 +0900 261623 https://science-math-up.on.omisenomikata.jp/menu/261623 高校理科数学質問コースで実際にあった質問に対する回答のサンプルをここに掲載します。<span style="color: #ff0000;"><strong>1人1人の理解度に合った回答解説を作ります</strong>。</span>わからない場合は、時には小学校の範囲までさかのぼって説明することがあります。実際には<span style="color: #3366ff;"><strong>Wordファイルで回答を送信します</strong></span>。紙やノートでの回答は管理が大変ですが、<strong><span style="color: #339966;">パソコン上のデータであれば管理が楽</span></strong>。「質問に対する答えをなくしてしまった」ということもなく便利です。(その他のコースでも同様に回答致します。) 【日記】 もっと教科書を活用しよう Sun, 08 Jun 2014 13:26:29 +0900 681171 https://science-math-up.on.omisenomikata.jp/diary/681171 あなたは、教科書(文部科学省のものとする。学校自作は除く)・参考書・問題集・自分の<br />ノートで書いてある内容が違っていたらどれを信じますか。あなたは、どれを中心に勉強<br />しますか。(科目は理科・数学とします)<br /><br />生徒に手を挙げさせたところ、問題集や自分のノートに手を挙げた生徒が多くいました。<br />問題集の中からテストは出るし、自分のノートを使って覚えたいですし&hellip;。<br />さて、実際にはどれでしょうか。<br /><br />まず、信じるべきものの正解は教科書です。どのような過程を経て作られたかを考えると<br />わかります。信憑性の低い順からノート、問題集、参考書、教科書の順です。ノートは<br />あくまで教師の板書を生徒が写しただけのものです。教師は教科書や参考書やその他の<br />ものから板書の原稿を作成します。よって、そこで転記を間違える可能性はありますし、<br />生徒が写し違える可能性もあります。<br /><br />では問題集はどうでしょうか。実は問題集は前回の日記で書いたとおり間違いがある<br />可能性があります。答えをうのみにしてはいけません。<br /><br />さて、教科書と参考書ではどうか。確かに参考書には教科書以上のレベルの内容が多く<br />書かれていて、私も生徒だった時代には重宝しました。しかし、本のはじめないし終わりの<br />方にある著者紹介のページを見てください。教科書と参考書の編集に関わった人数には<br />大きな差があります。参考書の著者は少なくて1人、多くて5,6人です。しかし、教科書は<br />何十人も携わっています。しかもその著者は、超有名大学の教授陣・超有名高校の教諭<br />など所謂オーソリティーたちの賜物です。よって、教科書の方が信憑性が高いのです。<br />教科書は参考書より劣っているから参考書を使うという人も多いですが、現在配布される<br />教科書はなかなかハイレベルの内容が書かれています。まずは教科書レベルの内容を<br />マスターしてから参考書を見るのが妥当でしょう。<br /><br />次に何を中心に勉強するかですが、これも教科書を中心に勉強することが望ましいと<br />思います。教科書に書かれている例題は、前述のオーソリティーたちが選んだものです。<br />それをきちんと解くと力がつくというのは正しい考えだと思います。その上で参考書や<br />問題集の問題に臨みましょう。そこで疑問に思ったら、まずは教科書を調べしっかり考え、<br />それでも解決しなかったら先生などに質問しましょう。 【日記】 問題集の答えが正しいとは限らない Tue, 29 Apr 2014 08:01:18 +0900 658201 https://science-math-up.on.omisenomikata.jp/diary/658201 問題集を使って勉強をするというケースがあります。しかし、問題集も所詮人間が<br />作ったものであり、どこかにミスがあるものです。今回はその一例を紹介したいと<br />思います。<br /><br />私の生徒が学校で使用している問題集に関して質問をしてきました。「この化学の<br />問題ですが、熱量をダブルカウントしているので、解答の答えが間違っていると<br />思うのですが」。敢えて即答はせず、自分で解いてみると、その生徒の指摘は正しい<br />とわかりました。一方で、別の生徒がこの問題を解いているのを見たところ、解答に<br />書かれた間違った答えをそのまま書いていました。<br /><br />解答にある解き方をそのまま覚える人は多くいます。所謂優等生や、学内テストで<br />上位をとる生徒に多く見られます。しかし、この勉強法は危険です。もし間違った<br />解き方を一度覚えてしまうと、それを取り除くには時間がかかるからです。<br /><br />もし、<strong><span style="color: #ff0000;">問題集などの問題を解き、自分で納得ができない部分があったら、先生などに</span></strong><br /><strong><span style="color: #ff0000;">必ず質問しましょう。</span></strong>一度質問すると印象に残りやすいですし、況や「参考書の間違い<br />を見つけた」ということであれば、見つけた本人も嬉しいことでしょう。 【日記】 スマートフォン恐るべし Sat, 12 Apr 2014 17:57:10 +0900 649095 https://science-math-up.on.omisenomikata.jp/diary/649095 ついにスマートフォンについてこの記事が出てしまいました。<br /><br /><a href="http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/20140411k0000e040182000c.html">http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/20140411k0000e040182000c.html</a><br /><br />実はスマートフォンにはまる生徒は私の勤める塾にもおり、非常に困っております。<br />共働きでかつ一人っ子の生徒に多く、一度はまると、授業中目を盗んででも、或いは<br />自発的に自習に来ると親に伝えておきながら数時間スマートフォンでゲームや動画に<br />興じたりしています。ついに灘・麻布といった超名門校でも悩みの種で、校則を作らな<br />くてはいけなくなったということです。スマートフォンのパワーの凄さもさることながら、<br />上記名門校に入る生徒のレベル、及びその親のレベルの低下も感じないわけには<br />いきません。スマートフォンにはいろいろなアプリもついていて、動画音楽インター<br />ネットを楽しみ放題で、一度この楽しさを知ってしまうと、なかなか離れられないので<br />しょう。私も今子供だったら、はまっていた一人かもしれません。<br /><br />それならば、大人が制御するようにしなくてはいけないのではないかと思います。<br />それこそ、横暴に思えるかもしれませんが、子供にスマートフォンを使わせない<br />くらいのことをしないといけないのかもしれません。灘・麻布などの名門校でこの<br />状態ならば、他の学校はもっと強制的にでも&hellip;。<br /><br />実は、機会があってとある全寮制の高校の授業を見てきました。授業時間は勿論<br />休み時間にもスマートフォンや携帯電話を使う生徒は皆無で、生徒によっては<br />単語帳を見て英語を覚えていました。私が高校生くらいの頃にはよく見られ、今の<br />学校や電車の中ではあまり見られない風景でした。この学校では全寮制につき、<br />これらは回収しているそうです。少なくとも寮の生活ではこれを使わないので、<br />寮にいる平日はずっと勉強に徹することができるわけです。その結果、医学部など<br />の名門に入学しています。<br /><br />今の時代、勉強をきちんとできる環境を作るために必要なのは、良い教材を開発する<br />ことより、誘惑に負けない体制を作ることなのかもしれません。<br /> 【日記】 大学はどこでもいいのか Sun, 16 Mar 2014 08:25:57 +0900 633659 https://science-math-up.on.omisenomikata.jp/diary/633659 若手の理系女子が世界を揺るがす発見をしたかと思いきや、実はデータの捏造や<br />20ページにもわたる論文のコピーアンドペーストの疑惑が出ている今回の問題。<br />私生活や身なりの特異さまで報道されるほど注目される彼女は、一気に大悪人にまで<br />成り下がりつつあります。Nature論文取り下げどころか、芋づる式に過去の博士論文・<br />修士論文の取り下げ、学位の剥奪もあるかもしれません。さらに、彼女に対する批判<br />だけでなく、学校や研究所のあり方までが問われています。<br /><br />私は、今回の件について、彼女の学歴を以て、なぜ「写真データの一部を貼り替えても<br />良いと思った」などと言えたのか不思議でなりません。もし、私の所属した大学でこの<br />ような行為が行われたならば、大叱責を受けることは必至、教授助教授ポスドクなどの<br />審査を受けた時点で失格となり、発表に至らないと思うからです。再現性についても、<br />上の人が立会のもとで行われるからです。況や出典を書かずにコピーするなど、それな<br />りの学校の中学生であれば、やってはいけないことくらい常識と思うからです。今回の<br />一件で、恐らく多くの学校で『理系リテラシー』と称して、大学の授業に組み込まれること<br />でしょう。<br /><br />今回の一件で1つ目に思ったことは、研究機関を目指す人は大学の名前はある程度<br />意識して選んだほうが良いのではないかということです。設備は勿論のこと、教授などの<br />資質も違うと思うからです。今回問題のあった大学に立派な教授陣、研究者達がいらっ<br />しゃることは存じておりますが、時々指導のなっていない先生に所属するとこのような<br />ことになってしまいます。高い確率でしっかりとした指導ができる先生のいる研究室に<br />配属できる設備は、やはり偏差値の高い大学にあると思います。<br /><br />2つ目に思ったことは、コピーアンドペーストについてです。私が学生だった頃はパソコン<br />はさほど発達しておらず、大量にコピーアンドペーストするのは手の折れる作業でした。<br />大学の定期試験も、先輩や友達から過去問を入手するということはありましたが、答えを<br />コピーアンドペーストすることはなく、少なくとも自分で問題を解いてみるという作業は<br />私も周囲の人も行っていました。しかし、今は過去問どころか解答や解き方までホーム<br />ページにまで公表されている時代で、コピーアンドペーストが最短かつ効率的な方法と<br />なっています。さらに、小学校では、インターネットで調べそれを切り貼りしてレポートを<br />提出させる時代です。この教育体制を今一度考えた方が良いのかもしれません。<br /><br />3つ目に思ったことは、プレゼンテーションはあくまで仮の姿を示すものでしかないと<br />いうことです。5年後からセンター試験は廃止され、到達度テストを参考にし、基本は<br />人物を見る時代になりますが、それで本当に良いのでしょうか。今回彼女が研究所に<br />リーダーとして採用された理由は、プレゼンテーションに説得力があったからだそうです。<br />世の中には口ベタな人もいます。山中教授のように何十年も研究を続けてなかなか<br />結果が出ず苦労する過程にあった人もいます。プレゼンテーションが高かったり、<br />一見すぐ結果が出そうなものばかりを重視し、その逆のものを冷遇することで、<br />今回の件が起きてしまったのかもしれません。<br /><br />いずれにせよ、受験生の皆さま。オープンキャンパスなどでどんな教授がいるのかを<br />見て、じっくり大学を選び、後悔のない大学生活を送っていただければと思います。 【日記】 都立産業技術高専を希望される方へ Sun, 16 Mar 2014 01:27:17 +0900 633641 https://science-math-up.on.omisenomikata.jp/diary/633641 所沢理数向上セミナーでは、現在受講者を募集しております。<br />本年、通信での受講者で、都立産業技術高専と国立東京工業高専を<br />ダブル合格した人がいます。彼の指導の中で、特に都立産業技術高専の<br />対策で苦労したことは、過去問の解説がなかったことです。<br /><br />確かに高専のHP上では、問題と解答は公表されていますが、解説は<br />公表されておりません。しかし、こちらでは解説を用意することができ、<br />実際に彼にはその解説を文書にて送ったこともございます。(弊社は<br />所沢、彼は東京23区の住まいだったため、メールでの添削及び指導は<br />不可欠でした。)<br /><br />高専はマイナーであるため、塾も学校も「わかりません」の一点張りで、<br />当講座に対し多大なる感謝の言葉を頂きました。他、解答解説がなく<br />困っている方がいらっしゃれば、こちらでお力になれればと考えており<br />ます。是非、ご相談のメールをいただければと考えております。<br /><br />science_math_up@yahoo.co.jp<br />までお待ちしております。(勿論他の学校を志望される方も大歓迎です)<br /> 【日記】 過去問の選び方(中学入試算数) Sun, 16 Feb 2014 23:21:32 +0900 617335 https://science-math-up.on.omisenomikata.jp/diary/617335 近年は過去問がインターネット上で掲載されるようになりました。我々が受験生だった頃は<br />過去問を購入するのが普通だったので、無料で問題を解ける現在の環境を羨ましく思います。<br />また、今は経済事情により過去問を何冊も買うとお金が足りないと思う方もいらっしゃるで<br />しょう。インターネット上の入試問題を使って学力を向上させようとお考えの方も多くいらっしゃ<br />るようです。<br /><br />私も塾などで指導する立場になり、過去問をインターネット上でダウンロードして解き、生徒に<br />おすすめの問題を解かせるようになりました。現在は特に中学入試では1年に3回以上は<br />ざらにあるため、1年間でのべ50校100校は解いているのではないかと思います。そんな<br />中で実感するのは、いい問題を出している学校もあれば、学校のレベルの割に難しすぎる<br />問題を出していたり、「これは明らかに対象学年の学力を逸脱しているのではないか」「解け<br />たからなんなんだ」という問題を出していたりすることもあります。但し、どれが良い問題か<br />悪い問題かは見分けがつきにくいのではないかと思います。<br /><br />そこで、今回は中学入試算数について、おすすめの学校をいくつか紹介させて頂きたいと<br />思います。<br /><br />果たして自分はどのレベルにいるのか迷っている人は、まずは十文字中学の問題を解いて<br />見ることをお勧めします。1年で4回分ありますが、オーソドックスでかつ簡単すぎず適度な<br />問題が出ています。<br /><a href="http://homepage3.nifty.com/jumonji-ck/test/mondai-k.html">http://homepage3.nifty.com/jumonji-ck/test/mondai-k.html</a><br /><br />十文字の問題を解かせて、80点以上取れていたら、算数の基礎力はかなりできていると<br />考えて間違いないと思います。超難関校でなければ、十文字より10程度高い偏差値の<br />学校の問題にもそれほど苦労せず臨めるのではないでしょうか。(但し、答えは掲載され<br />ていませんのでご注意ください)<br /><br />もし、十文字の問題でかなり難しいと思われた方は、武蔵野女子・共立女子第二・郁文館・<br />東京家政大学付属がお勧めです。<br /><a href="http://www.mj-net.ed.jp/admission/examination.html">http://www.mj-net.ed.jp/admission/examination.html</a>(武蔵野女子)<br /><a href="http://www.kyoritsu-wu.ac.jp/nichukou/j_exam/collection/index.html">http://www.kyoritsu-wu.ac.jp/nichukou/j_exam/collection/index.html</a>(共立女子第二)<br /><a href="http://www.ikubunkan.ed.jp/examinee/past.html">http://www.ikubunkan.ed.jp/examinee/past.html</a>(郁文館)<br /><a href="http://www.tokyo-kasei.ed.jp/content/admission/exam/">http://www.tokyo-kasei.ed.jp/content/admission/exam/</a>(東京家政大学付属)<br /><br />また、現在は超難関校も一部公表しています。豊島岡・本郷・桐光学園・東京都市大学付属<br />・光塩は、正解つきで公表しているので、御三家などを考えている方にはお勧めです。<br /><br />他、獨協・東京純心・明治学院東村山・中村・桜美林・鎌倉学園・昭和大附属昭和・晃華学園・<br />実践女子・共立女子・田園調布・品川女子もなかなか良い問題を出しています。好みに合わ<br />せてお選びください。<br /><br />尚、中央大学付属・早稲田なども問題は公表しているのですが、解答は公表しておりません。<br />挑戦してみると興味深い問題が多く、「流石難関校だ」と実感できますが、入試問題を通して<br />学力をつけるにはあまり適さないと思います。<br /><br />最後に、ここに書かれていない学校でインターネット上で公表されている問題について何か<br />質問がございましたら、私までご相談頂ければ、可能な範囲でコメントをさせて頂ければと<br />考えております。 【日記】 センター試験、お疲れさまでした Thu, 23 Jan 2014 08:58:05 +0900 602533 https://science-math-up.on.omisenomikata.jp/diary/602533 センター試験が1/18, 19に行われました。<br />センター試験に関して、高校3年生(及び既卒者)、高校2年生、高校1年生の皆さんに<br />私からメッセージがあります。<br /><br />まず高校3年生(及び既卒者)の皆さん、センター試験受験お疲れ様でした。<br />中には2日間何科目もぶっ通しで受験し、体力的にも消耗したことでしょう。満足の<br />行く結果を出せた人、出せなかった人様々と思います。しかし、過去を振り返るのは<br />止めましょう。まずは1月下旬から2月20日頃まである私立大学の入試に向けて<br />勉強しましょう。大体の人は学校に行かなくて良いので、時間的にはゆとりのある<br />毎日だと思います。受験する私立大学の過去問を(全部でなくて良いですから)<br />解きましょう。学校によって出題形式・分野に差があるので、それを実感しましょう。<br /><br />次に高2の皆さん。昨日及び今日の新聞からセンター試験の問題を切り取って、<br />実際に問題を解いてみましょう。特に数学・英語・国語については、高2までに<br />センター試験の範囲を学校の授業で終えていることが多いです。もし多く間違え<br />ているのであれば、学校で今までやってきたことに穴があるのかもしれません。<br />来年はあなたがセンター試験を受験するのですから、きちんと苦手分野が何か<br />を理解しましょう。<br /><br />最後に高1の皆さん。試しに自分にとってできそうな科目を探し、センター試験の<br />問題を解いてみてください。殆ど得点が取れなくても全然問題ありません。まだ<br />2年あります。しかし、このセンター試験を機に、大学受験の勉強を始めて欲しい<br />と思います。まずは英単語を電車の中で覚えるなど小さなことから始めましょう。 【日記】 センター試験のつらさは体験してみないとわからない Sat, 11 Jan 2014 09:22:31 +0900 594367 https://science-math-up.on.omisenomikata.jp/diary/594367 センター試験があと1週間後となりました。センター試験の問題のレベルは簡単、というのが<br />20年近く前の常識だったのですが、最近の大学入試を見ると、「センター試験の方が私立<br />大学の本試験より難しいのでは?」と思うケースが非常に多くなりました。私の体験を申し<br />上げると、問題のレベルはさほどではないものの、時間配分はなかなか大変で、慣れていな<br />いと制限時間内に終わらせるのは意外とつらいと思います。<br /><br />実は先日、生徒から驚きの話を聞きました。センター試験に対するアドバイスとして、とある<br />学校の先生は、「センター試験の数学は大問4問で、制限時間が60分だから、大問1問あたり<br />60&divide;4=15分かければいい」と言うのです。体験者からすれば、この時間配分はリスクが大<br />きすぎます。この時間配分では見直しが全くできません。<br /><br />なぜその先生はこんなアドバイスをするのだろう、と私なりに考えてみました。考えられること<br />は、その先生はセンター試験経験者ではないのではないかということです。私の時代であれば、<br />私立大学が第一志望の生徒はセンター試験を使わず、本試験だけしか体験していない可能性<br />があります。また、若い世代の先生であれば、推薦入試を多く利用するようになったので、<br />そこで合格を決めていればセンター試験を経験していない可能性があります。また、私立の<br />入試でセンター試験を体験している人でも、「センター試験がダメだったら、本試験で仕切り<br />直しだから気にしなくていい」という思いで試験を受けている可能性が高いです。<br /><br />私は、センター試験の時間配分などの体験は、国立大学出身者あるいは国立大学を第一<br />志望として勉強してきた人に聞くのが一番良いと思います。国立大学の試験は、学校に<br />よってはセンター試験の結果が大きく影響する学校や、センター試験で失敗すると本試験<br />に参加できない学校が多くあります。そのため、センター試験に対する気合いは一味違い<br />ます。<br /><br />センター試験直前で、時間配分はどうだったのか、会場で気をつけたことは何かなど学力<br />以外のことを考える時だと思います。そのとき、クラス担任や学科の先生がセンター試験を<br />知っているとは限りません。そのような相談は、是非センター試験経験者に聞いてみると<br />良いのではないかと思います。<br /> 【日記】 日本語 Sat, 26 Oct 2013 09:16:18 +0900 550633 https://science-math-up.on.omisenomikata.jp/diary/550633 私は決して正しい日本語を使っているとは自負できない人間ですが、日本語にまつわる<br />ことで非常に気になったことがあったので、書かせていただきます。<br /><br />塾の生徒を見ていると、最近の生徒は学年を問わず文章を読んでいないということを実感<br />せざるを得ません。小学生であれば、「ア~エの選択肢から選びなさい」と書いてあるのに、<br />オやBと書く人がいます。高校生であれば、「gやtを使って表しなさい」と書いてあるのに、<br />vを使って書く人がいます。このような現象は学年を問わず見られます。<br /><br />そんな折、小学生から以下の発言を聞き、驚きました。学校の国語の授業の話になった時、<br />「私の学校では、週2回しか国語がない」と言った生徒がいました。一方他の生徒は、週<br />3回、週5回と反応は様々でした。気になり何時間やるべきなのか調べたところ、以下の<br />通りでした。<a href="http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/syo/index.htm"><br />http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/syo/index.htm</a><br /><br />彼女たちは5年生なので、『年間175時間』、1年間を35週間とみなすので、週あたりは<br />175&divide;35=5時間と定められています。つまり、2時間や3時間と答えた生徒は、時間が<br />不足しているということになります。算数は毎日あると答えた中、国語についてはあまりに<br />まちまちです。これは、国語は重視されていないことを意味します。<br /><br />あまりにも差があるので、「国語をやっていない時間は何をやっているのか」を質問しました。<br />その内訳は、英語だったり行事の練習だったりこれもまちまちでした。これに対し、彼女たちは<br />どのように思っているのか聞いたところ、以下の通りでした。<br /><br />・英語は意味がない。パンプキンとかアップルとか単語ばかりやっている。<br />・英語では、会話文もやっていないので意味がない。<br />・国語が少ないと、日本語がわからなくなってしまう。<br />・国語が少ないと、常識が身につかなくなる。<br /><br />恥ずかしながら、私の勤めている塾でも国語の優先順位は低く、数学(算数)や英語でより多くの<br />授業が必要と判断される生徒は、国語の時間を削ることがよくあります。日常会話で日本語は<br />登場するのだから、授業で扱う必要はないだろうという考えがあるのでしょう。しかし、国語が<br />できていないために、所謂『常識』『教養』の分野が身につかなくなります。全く話は変わりますが、<br />塾の生徒で、以下の質問に答えられない生徒が非常に多く、驚いています。<br /><br />・「1年間で、1ヶ月に31日ない月は何月か」(答えは2, 4, 6, 9, 11月)<br />・「春分の日は何月か」(答えは3月)<br /><br />私が子供だった時代は、別に受験生でなくても簡単に答えられていたし、日常会話の中でも<br />この話題の会話はありました。特に「学校が休みだと嬉しい」という生徒は、自然と覚えて<br />いました。祝日というのは、日本文化が随所に隠れています。憲法記念日と文化の日が<br />日本国憲法と関係があること、春分の日と秋分の日はどんな日なのか、体育の日は東京<br />オリンピックとかかわりがあること、などなど。<br /><br />私は国語の授業は決して好きではありませんでしたが、本読みの時間は楽しかった思い出が<br />あります。小説ならばゴンギツネや一輪の花、論説文ならばガラスが生活のどこで使われて<br />いるか、など。このようなことを知ると、家族に対して話してみたくなったり・・・。今は家族も<br />共働きで接触時間が少ないために、このような時間もないので、国語も無味乾燥なものと<br />なっているのかもしれません。<br /><br />国語の授業は、言葉の使い方もさることながら、一般教養を身につけるチャンスでもあると<br />思います。国語はすべての基礎であり、数学・英語・理科・社会はもちろん、普段新聞を<br />読んだりニュースを見るときも不可欠です。<br /><br />以上悲観的なことばかり書いてしまいましたが、嬉しいことが一つあります。上に書いた<br />小5の塾生が国語の授業が少ないことに対して危機感を持っているということです。この<br />感覚が消えてしまったら、一見非効率に思える国語の授業が消えることもあるかもしれ<br />ません。国語の授業が昔の通り復活してくれると嬉しいと思います。<br /> 【日記】 授業内容を見直そう Fri, 18 Oct 2013 01:34:39 +0900 546321 https://science-math-up.on.omisenomikata.jp/diary/546321 私が教えている生徒から以下のことを聞きました。高校の英語の授業で、<br />a bit of~を「いくらかの~」と和訳し説明した教師がいたそうです。もしか<br />するとbitに「いくらかの~」と訳すケースがあるのではないかと思い、辞書<br />を引いたところ、「少しの~」が筆頭に出ていて、「いくらかの~」は掲載され<br />ていませんでした。生徒も、「いくらかの」はsomeやseveralではないかと<br />思い、不思議に思いながら聞いていたそうです。<br /><br />学校の先生には素晴らしい方がたくさんいらっしゃいますが、時には間違った<br />内容を教えてしまう方もいらっしゃいます。先生も人間であり、一度間違って<br />記憶してしまった内容をすぐに修正することはできないからです。よって、<br />無条件に教えられた内容を飲み込むのは、必ずしも良いことではありません。<br /><br />そこで、皆様に取り組んでいただきたいことは、どんな科目であっても、何かを<br />使って調べるということです。可能ならば、アナログな方式ですが、書籍で調べ<br />ることをお勧めします。「インターネットなら速くて便利なのでは?」と思う方も<br />いらっしゃると思いますが、インターネットと書籍では信頼度が違います。<br />大手出版社から出ている書籍は、編集者をはじめ色々な人の検閲を経ています。<br />何度もチェックをしています。しかし、ホームページなどでは、誤字なども目立ち<br />ます(実際に昨日の某サイトのニュース記事で、『セ・リーグCS 田中vs成瀬<br />(正しくはパ・リーグCS)』と掲載されていました)。参考書・資料集・辞書などを<br />使って、時には先生の講義内容が正しいかどうか調べながら勉強に取り組む<br />のも楽しいと思います。手間をかけて調べると、より頭に残るので、良いと思います。 【カテゴリーなし】 料金について Sun, 06 Oct 2013 23:32:35 +0900 529560 https://science-math-up.on.omisenomikata.jp/menu/529560 <strong><span style="color: #ff0000;">通塾での授業と通信添削の授業を本人の学力及びご希望に合わせて選択できる<br />システム</span></strong>です。基本的には、こちらでお見積もり致します。ここでは、目安の額を提示<br />させていただきます。夏期講習や年会費などがない分、通常の塾よりかなり安い値段で<br />受講が可能です。<br /><br /><strong><span style="color: #0000ff;">お値段についてはメールにって別途相談させていただきます。</span></strong> 【入試対策】 授業内容について Sat, 14 Sep 2013 10:34:15 +0900 261076 https://science-math-up.on.omisenomikata.jp/menu/261076 受験を目指して本格的に勉強する人、学校の授業をきちんと理解したい人など、生徒の目的は<br />様々です。理解度に至っては、さらに多種多様です。<br />そこで、当セミナーでは、ご本人と相談し指導内容を決めたいと考えております。通信添削の<br />講座を既にとっているもののうまくいっていない場合は、そのテキストを使ってフォローします。<br />学校の授業がわからない場合は、学校のテキストを使います。テキストが決まっていない<br />生徒さんについては、こちらでテキストを考えます(テキスト代はご負担願います。)<br /><br />&lt;入試過去問対策を希望される方へ&gt;<br />目標とする学校の入試問題について質問を受けます(高校入試、大学入試)。入試問題を学校やインターネットで入手したものの解答解説がない場合、解答解説を見てもわからない場合、質問を受け付けます。特に高校生の場合、<span style="color: #ff00ff;"><strong>看護学校をはじめとする専門学校</strong></span>を目指す方はなかなか解答のついた問題集を手に入れることができないようなので、歓迎します。 【日記】 本当に学校の授業で大丈夫ですか Sat, 14 Sep 2013 10:26:45 +0900 529608 https://science-math-up.on.omisenomikata.jp/diary/529608 久々に日記を更新することとなりました。以前から理科数学向上セミナーとして<br />活動してきましたが、本日より『所沢理科数学向上セミナー』として活動します。<br />所沢近辺の生徒さんについては、時には通塾による指導を開催し、遠隔地の<br />生徒さんについては引き続きインターネットを使った通信添削により指導を<br />行いたいと思います。今後共、本セミナーを宜しくお願いします。<br /><br />さて、本日は夏休みに本当にあった話を書かせていただきます。<br /><br />私が教えている高3の生徒で、物理について夏休みに毎日のように学校の講習に<br />通っていた生徒がいます。しかし、その講習では、物理Iをやっと終えただけで。<br />物理IIには全く入らなかったといいます。9月からは志望校の過去問に取り組ま<br />なくてはいけないのに、物理Iだけしか終わっていないのでは、とても過去問は<br />解けません。<br /><br />幸い彼は私の授業で最終単元まで一通りは教えていたので、何とか過去問の<br />演習に取り組めますが、このようなことはありふれたことのようです。ちなみに<br />彼は学校で化学も受講していますが、クロムとマンガンの話は飛ばされたそう<br />です。<br /><br />おかしな話ですが、受験に合わせて高3の9月までにすべての内容を教え切る<br />学校は少ないと思います。一方早く終える学校については、異常なほど早く<br />教え終わり、途中で挫折してしまうケースも多く聞かれます。<br /><br />受験勉強は遅すぎても早すぎても効果はありません。もしそのような環境にない<br />方は、私の本講座も含め、受験に間に合うような学習計画を立てて指導が受け<br />られる場所を探しましょう。