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所沢理科数学向上セミナー(インターネット学習と対面指導に対応した塾) の日記

もっと教科書を活用しよう

2014.06.08

あなたは、教科書(文部科学省のものとする。学校自作は除く)・参考書・問題集・自分の
ノートで書いてある内容が違っていたらどれを信じますか。あなたは、どれを中心に勉強
しますか。(科目は理科・数学とします)

生徒に手を挙げさせたところ、問題集や自分のノートに手を挙げた生徒が多くいました。
問題集の中からテストは出るし、自分のノートを使って覚えたいですし…。
さて、実際にはどれでしょうか。

まず、信じるべきものの正解は教科書です。どのような過程を経て作られたかを考えると
わかります。信憑性の低い順からノート、問題集、参考書、教科書の順です。ノートは
あくまで教師の板書を生徒が写しただけのものです。教師は教科書や参考書やその他の
ものから板書の原稿を作成します。よって、そこで転記を間違える可能性はありますし、
生徒が写し違える可能性もあります。

では問題集はどうでしょうか。実は問題集は前回の日記で書いたとおり間違いがある
可能性があります。答えをうのみにしてはいけません。

さて、教科書と参考書ではどうか。確かに参考書には教科書以上のレベルの内容が多く
書かれていて、私も生徒だった時代には重宝しました。しかし、本のはじめないし終わりの
方にある著者紹介のページを見てください。教科書と参考書の編集に関わった人数には
大きな差があります。参考書の著者は少なくて1人、多くて5,6人です。しかし、教科書は
何十人も携わっています。しかもその著者は、超有名大学の教授陣・超有名高校の教諭
など所謂オーソリティーたちの賜物です。よって、教科書の方が信憑性が高いのです。
教科書は参考書より劣っているから参考書を使うという人も多いですが、現在配布される
教科書はなかなかハイレベルの内容が書かれています。まずは教科書レベルの内容を
マスターしてから参考書を見るのが妥当でしょう。

次に何を中心に勉強するかですが、これも教科書を中心に勉強することが望ましいと
思います。教科書に書かれている例題は、前述のオーソリティーたちが選んだものです。
それをきちんと解くと力がつくというのは正しい考えだと思います。その上で参考書や
問題集の問題に臨みましょう。そこで疑問に思ったら、まずは教科書を調べしっかり考え、
それでも解決しなかったら先生などに質問しましょう。

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