所沢理科数学向上セミナー(インターネット学習と対面指導に対応した塾) の日記
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スマートフォン恐るべし
2014.04.12
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ついにスマートフォンについてこの記事が出てしまいました。
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/20140411k0000e040182000c.html
実はスマートフォンにはまる生徒は私の勤める塾にもおり、非常に困っております。
共働きでかつ一人っ子の生徒に多く、一度はまると、授業中目を盗んででも、或いは
自発的に自習に来ると親に伝えておきながら数時間スマートフォンでゲームや動画に
興じたりしています。ついに灘・麻布といった超名門校でも悩みの種で、校則を作らな
くてはいけなくなったということです。スマートフォンのパワーの凄さもさることながら、
上記名門校に入る生徒のレベル、及びその親のレベルの低下も感じないわけには
いきません。スマートフォンにはいろいろなアプリもついていて、動画音楽インター
ネットを楽しみ放題で、一度この楽しさを知ってしまうと、なかなか離れられないので
しょう。私も今子供だったら、はまっていた一人かもしれません。
それならば、大人が制御するようにしなくてはいけないのではないかと思います。
それこそ、横暴に思えるかもしれませんが、子供にスマートフォンを使わせない
くらいのことをしないといけないのかもしれません。灘・麻布などの名門校でこの
状態ならば、他の学校はもっと強制的にでも…。
実は、機会があってとある全寮制の高校の授業を見てきました。授業時間は勿論
休み時間にもスマートフォンや携帯電話を使う生徒は皆無で、生徒によっては
単語帳を見て英語を覚えていました。私が高校生くらいの頃にはよく見られ、今の
学校や電車の中ではあまり見られない風景でした。この学校では全寮制につき、
これらは回収しているそうです。少なくとも寮の生活ではこれを使わないので、
寮にいる平日はずっと勉強に徹することができるわけです。その結果、医学部など
の名門に入学しています。
今の時代、勉強をきちんとできる環境を作るために必要なのは、良い教材を開発する
ことより、誘惑に負けない体制を作ることなのかもしれません。